意匠と伝統技の粋を極めた数寄屋モダンの家
- 構造
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木造軸組工法
- 規模
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地上2階建て
- 工事期間
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1年
- 竣工日
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H18.4.30
- 家族構成
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大人2人
- 面積
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敷地面積 299.97㎡(90.9坪) 建築面積 155.70㎡(47.0坪) 延床面積 230.8㎡(69.68坪) 1階床 94.20㎡(28.44坪) 2階床 91.78㎡(27.71坪)
ポイント
この家は、「通り庭」を挟んで2階建ての住宅と平屋建ての事務所が並んで建ち、2棟は2階のテラスのみでつながっている。
来訪者はまず2つの建物に挟まれた「通り庭」に入り、路地を歩いてそれぞれの玄関に至ることになる。
庭に面した壁にはどちらにも大きな窓があり、お互いに室内の様子がわかるようになっている。
住居では、吹抜けの畳スペースにすべての生活空間が面しているので、お互いの存在を常に感じることができる。
風通しを第一に考え、窓の位置や形状を十分検討した結果、夏も冬も自然室温で十分に過ごすことができる。
匠の技を受け継いだ手編みの網代天井などが見事な数寄屋造りの和室を表現している。